-PERSONAL ALARM-【防犯ブザー】


防犯グッズの代名詞ともいえる防犯ブザー。ボタンを押す、ひもを引くなどその操作の用意さや手軽な金額から児童や学生に自治体などが配布しすでに若い世代にはなじみの深い防犯用品です。

恐怖や緊張のため声が出せなくなったとしても、警報音を発することで相手への威嚇や周囲の人へ助けを求めるサインを送ることができます。また災害時には救助ホイッスルの代用として体力を消費することなく存在を知らせることができるため、普段から身につける防災用品としても有効です。

防犯ブザーは迷わず鳴らすこと

防犯ブザーの音量は全国防犯協会連合会推奨品の基準値が85デシベルとされ、現在市販されているものは大体この基準かそれ以上の音量のものが流通しています。
85デシベルってどれくらいの音なの?というとピアノの音量が80〜90デシベル(東京都環境局)です。

デシベル(dB)音の目安
70掃除機・騒々しい事務所
80地下鉄の車内(窓をあけたとき)・ピアノ
90大声による独唱、騒々しい工場内
100電車の通るときのガード下
110自動車のクラクション(前方2m)
120飛行機のエンジン近く

防犯ブザーの期待できる効果は2つあります。

  1. 近隣周囲の第3者への異常の発信・救援の要請
  2. 暴漢への音によるプレッシャー

1の第3者への発信については、防犯ブザーの広まりで子供たちのいたずらによる誤報多発や、人々の日常での電子警告音の慣れなど、実際目につかない場所からの電子音に対して興味を示さなくなってしまっているためあまり期待できないでしょう。

となると、防犯ブザーの効果は暴漢に対しての音による心理的作用にかかってきます。
悪事をするときは大抵こっそりするものです。そこに「ここで悪いことしようとする奴がいますよ〜!」的な宣伝を大々的され、現場にスポットライトを当てられるのは犯人にとって好ましくない状況ですよね。
長居をすると誰かが来てしまうかもしれないという時間的にもプレッシャーがかかり、慌ててその場から離れようとするでしょう。

最近の防犯ブザーの音量も100dBを超えるものが増えてきており、大音量の鳴動による近寄り難いバリア的な効果も出てきました。ただ、自分も耳が痛いです。

防犯ブザーを活用しましょう

では防犯ブザーはいつONにするのがベストかです。

まぁ、鳴らすのはいつでも良いのですが、注意点というか心構えとして、鳴らした直後ブザー音を止めるため、暴漢は逃走せず逆にこちらに奪いにくる可能性があるということを念頭に置きましょう。

特にこれは相手との距離が近い場合に想定されます。
そして、暴漢が行きずりではなく、ある程度計画性をもって犯行に及んでいる場合では、大声を出して抵抗されることも想定しています。大声を出されても比較的平気な場所を選んいるので、さほど慌てずにブザーを止めにくる行動に出るでしょう。自動車などに押し込まれるケースも考えられます。

防犯ブザーの役割は大きな音を出すことで、相手の心理的な動揺を引き出して相手が諦めるように仕向けることにあります。つまりその効果のほどは、相手に依るところが大きいわけです。

近距離の場合には鳴らした後、バッグを無茶苦茶に振り回すなど、過剰なほどのアクションで相手の動揺を増幅させることで効果を倍増させます。3個ほど所有して次々にブザーを鳴らしていくのもアリです。

結論としましては、あくまでも防犯の補助グッズとして、まだ相手との距離がある時点で鳴らしながら逃げるにつきるでしょう。

防犯ブザーの効果的な組み合わせ

防犯ブザーは単体ではなく、催涙スプレーなどの護身用品と一緒に活用すれば倍以上の効果を発揮してくれます。
ブザーを鳴動させ防犯ブザーの音で相手の気を散らし、防犯装備に対しての対処能力を削ぎます。

少しでも相手との距離が保てれば、催涙スプレーを構えたり、スタンガンのスパークでの威嚇など簡単に近づくことはできないことを認識させ、諦めさせることができれば不要な接触も回避できるでしょう。

“防犯ブザーさえあれば安心”という考えはせず、「犯罪者は圧倒的に有利な立場であり、狙われる私たちは常に不利な状況下で対処しなければならない」ということを忘れないでくださいね。

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